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5 まとめ

 このレポートの執筆のきっかけは、社会就労センター(障害者支援施設)を経営する上で、商売という軸の重要性を実感したからである。また福祉施設をサービス事業者として、他分野のサービス事業者と比較したときにこのままでよいのかと自らに迫らざるを得なかった。(注18)(注19)
 
ISO9001の認証取得を目指したことも、株式会社船井総合研究所のコンサルタントの支援にすがったことも、その現れである。
 残念ながら現在はまだ明朗塾における授産事業は、十分な成果を上げ得ていない。今後、このレポートにまとめた手法を駆使して、障害者ご本人およびそのご家族に十分満足をしていただける実績を目指したいと思う。
 オプションサービス(新サービス)の企画開発にあたり、ISO9001の規格を敷衍させての取り組みは継続的な改善のシステムをビルトインさせることが可能になると感じている。今後ますます発展させていきたい。また、オプションサービスの向上が提供する福祉サービス全体のレベルアップにもつながっていると実感している。
 品質マネジメントシステムISO9001の認証を平成14年12月に取得して以来、職員の中に、次は環境マネジメントシステム、個人情報セキュリティマネジメントシステムへと目が次々に広がりつつあることは、他に誇れる明朗塾の企業文化であると思う。
 おわりに本稿執筆にあたり、全国社会就労センター協議会制度・政策・予算対策委員長星野泰啓先生のご指導に感謝する。社会福祉法人におけるオプションサービスの位置づけ、特に地域資源との連携や活用の重要さについては星野先生のご指摘をそのまま活用させていただいた。


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